本年度、文部科学省「ものづくり技術者育成支援事業」に採択されました「次世代ロボット創出プロジェクト」の活動の一環として、第1回「次世代ロボット創出プロジェクト」技術講演会を開催しました。
療育・教育・エンターテイメントの分野で人の役に立つロボットには、どのような機能と構造をもたせるべきだろうか、どのように〈現場〉に組み込むべきだろうか。このような観点から、次世代のロボットのデザイン原理について考えるためのタネとして、発表者が開発してきたロボット(インファノイド、キーポンなど)とそれらを使った社会実践について報告する。
講師略歴:1994年 電気通信大学大学院情報工学専攻博士課程修了。博士(工学)。同年 郵政省通信総合研究所(現在の情報通信研究機構)入所。関西先端研究センター(神戸市)研究官。1998-1999年 MIT人工知能研究所客員研究員。2000年通信総合研究所けいはんな情報通信融合研究センター(現在の知識創成コミュニケーション研究センター;京都府相楽郡)主任研究員。現在に至る。
京都工芸繊維大学の専攻横断科目「インタラクションデザイン」の内容や授業での制作物を紹介する。「インタラクションデザイン」は、ロボット等を教材としたプロジェクト型の演習中心の科目であり、情報工学系とデザイン科学系の教員、および、学外講師が協力し、デザインセンスのあるエンジニア、技術の分かるデザイナの育成を目指している。
講師略歴:1956年生。1979年 東京大学 工学部 計数工学科 卒業。(株)島津製作所、東京大学に勤務後、1984年松下電器産業(株)に入社。(財)新世代コンピュータ技術開発機構研究員、松下電器産業(株) 先端技術研究所 主席研究員等を経て、2003年より、京都工芸繊維大学教授、現在に至る。工学博士。学習、発達、インタラクションを中心とした認知モデル構築とその工学的実現に関心があり、自然な日常的インタラクションを通して言語獲得するシステムの構築を目指している。